金沢幸雄(金澤幸緒)容疑者逮捕 6億脱税会社の取引先が亀井元政調会長に100万円献金 98年から2年間

法人税約六億四千万円を脱税したとして、不動産会社「デューク・ヘッドクオーター」(東京都港区)社長金沢幸雄(金澤幸緒)容疑者(46)が逮捕された事件で、関係先として東京地検特捜部の捜索を受けた建設会社「北野組」(本社北海道旭川市)が一九九八年から二年間、自民党元政調会長の亀井静香衆院議員が代表を務める政治団体に計百万円を献金していたことが十五日、分かりました。

 亀井氏の政治団体は、金沢容疑者から計三百万円の寄付を受けたことが既に判明。事件周辺の企業からの献金が新たに浮かび上がりました。

 北野組は、都心の商業地開発に絡み、デューク社と並んで大手酒造会社「メルシャン」(中央区)の不動産部門と提携。特捜部は北野組東京支社(同)を捜索し、デューク社による脱税の全容解明を進めています。

 政治資金収支報告書によると、北野組は九八年八月七日と九九年五月十三日、亀井氏が代表を務める「亀井静香後援会」(千代田区)に、それぞれ五十万円を献金していました。

 関係者の話では、北野組は九九年、中央区日本橋本町の土地をメルシャンから約十五億円で購入し、デューク社に売却。デューク社はさらに別会社へ転売して多額の利益を得たとされますが、この土地には北野組などがビルを建設していました。

 亀井氏の事務所は北野組からの献金について「寄付金については、政治資金規正法にのっとり適正に対処している」としています。北野組は「担当者が不在で分からない」としています。

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