うその書類を作成して湧水町の口座から4700万円余りをだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われている元職員の裁判が開かれ、検察は「被害額がきわめて多額で公務員への信用を低下させた」などとして懲役6年を求刑しました。
湧水町の元職員、南鶴幸一郎被告(37)は、平成25年1月から平成25年11月にかけて111回にわたってうその書類を作成し、町の口座から4700万円余りをだまし取ったとして、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われています。
鹿児島地方裁判所で開かれた裁判で検察側は「借金の返済のために巧妙で悪質な手口で常習的に公金をだまし取っていて経緯や動機は短絡的で身勝手だ」と指摘しました。
そのうえで、「湧水町への被害額もきわめて多額で公務員への信用を低下させた」などとして懲役6年を求刑しました。
一方、被告の弁護士は「父親の監督のもと全額返済することを誓約している」などとして寛大な判決を求めました。
判決は来月8日に言い渡されることになっています。
