名義貸しなどの罪 運送会社「和晋」の社長、南川和則被告らを逮捕・起訴

 運送業の許可のない個人の運転手50人余りに、運送会社が登録した事業用のトレーラーなどを使わせていたとして、大阪・貝塚市の運送会社の社長らが逮捕・起訴されました。
 警察は、違法な名義貸しの車両でおよそ50億円を売り上げていたとして、16日、すべての書類を検察庁に送りました。

 大阪・貝塚市の運送会社「和晋」の社長、南川和則被告(52)ら2人は、ことし2月から3月にかけて、会社名義で登録したトレーラーなどを運送業の許可のない個人の運転手に使わせていたとして、貨物自動車運送事業法違反の名義貸しなどの罪に問われています。
 警察の調べに2人とも容疑を認めているということです。
 警察によりますと、和晋は請け負った仕事のほとんどを、こうした名義貸しの車両で個人運転手50人余りにさせていて、12年前の平成18年からことしまでの間に少なくとも53億円を売り上げ、このうちおよそ6億9000万円を手数料として受け取っていたということです。
 警察は16日、すべての書類を検察庁に送りました。
 警察によりますと、運送業界ではこうした名義貸しが横行していて、個人の運転手は働くほど収入になることから、過労運転を招きやすくなるということで、運輸局などと連携し指導を強化しています。

 「和晋」の南川和則社長は、NHKの取材に対して、「逮捕されるようなことをしてしまい、反省している。今はドライバーを社員で雇用して営業している。当時、ドライバーの健康管理やトラックの運行管理は、しっかり行っていた」と話していました。

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