奈良市に本店のある南都銀行の男性行員が、客の預金など合わせて2100万円を着服していたことがわかり、銀行はこの行員を懲戒解雇しました。
懲戒解雇されたのは、奈良市にある南都銀行南支店の30代の男性行員です。
銀行によりますと、この行員は橿原市にある畝傍支店と南支店に勤務していた平成22年からことし4月までの間に、客の預金を解約したり小切手を現金に払い戻したりして、あわせて2100万円を着服していたということです。
行員は、普通預金から定期預金への預け替えを客にすすめ、金を引き出すのに必要な書類にサインをさせるなどしていましたが、先月、定期預金の証書が届かないという客の問い合わせで不正が発覚したということです。
行員は着服を認め、金は車の購入やゴルフで作った借金の返済にあてたと話しているということです。
着服した金はすでに全額弁済したということで銀行は警察に被害届を出すかどうか検討するとしています。
記者会見した、南都銀行の吉田幸作常務は「今後は現金払い戻しの際のチェック体制を強化するなどして再発防止に取り組みたい」と話していました。
