ひき逃げ疑い 酒田市職員の菅原正宏容疑者を逮捕

 酒田市の男性職員が19日夜、鶴岡市で乗用車を運転して追突事故を起こし、そのまま逃げたとして、ひき逃げなどの疑いで逮捕されました。
 男性職員は酒を飲んでいたということで、警察は酒気帯び運転の疑いでも調べています。

 逮捕されたのは、酒田市介護保険課の調整主任、菅原正宏容疑者(46)です。
 警察の調べによりますと、菅原職員は、19日午後7時ごろ、鶴岡市宝町の国道の交差点で、赤信号で停止していた前の乗用車に追突しました。
 この事故で、追突された車に乗っていた50代の女性が頭や腰などに軽いけがをしましたが、菅原職員はそのまま車で逃げたということです。
 通報を受けた警察が、およそ30分後に車を運転しているところを見つけ、息から基準を超える濃度のアルコールが検出されたため、酒気帯び運転とひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
 調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということで、警察は、いつどこで酒を飲んだかや、事故の詳しい状況を調べています。
 職員の逮捕を受けて酒田市は20日午後、緊急の記者会見を開き、矢口明子副市長が「けがをされた方や市民におわび申し上げます」と述べ謝罪しました。
 会見での酒田市の説明によりますと、菅原職員は平成7年に採用され、水道局や商工観光部などを経て、現在は介護認定を行う審査会の事務を担当しています。
 勤務態度は真面目で、これまで交通事故を起こしたり、飲酒に関するトラブルを起こしたりしたことは、なかったということです。
 19日は、通常どおり出勤し、事故のおよそ1時間半前の午後5時半すぎには退庁したということです。
 また、同僚などに聞き取りを行ったところ、退庁後に一緒に酒を飲んだ職員はいなかったほか、退庁前も特に変わった様子はなかったということです。
 市は、本人から話しを聞いて事実が確認ができしだい、懲戒免職など厳しい処分を行うということです。
 酒田市では、職員が2年前にも飲酒運転で検挙されていて、矢口副市長は、「けがをされた方の回復を祈るとともに、市民におわび申し上げます。二度とこのような不祥事を起こさないよう規律を徹底し、信頼回復に全力で取り組みます」と述べて、再発防止に取り組む考えを示しました。

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