「太陽商会」が粉飾決算で追起訴、9350万円の債務超過を隠蔽 中川哲也容疑者、酒井崇匡(たかまさ)容疑者 再逮捕

 東京地検特捜部は6月3日、コンサルタント会社「太陽商会」の社長である中川哲也容疑者(49歳)と元役員の酒井勝一(かついち)こと酒井崇匡(たかまさ)容疑者(49歳)を、金融商品取引法違反(有価証券報告書虚偽記載)の罪で追起訴しました。法人としての太陽商会は、事業実態が認められないといった理由から不起訴処分(起訴猶予)となりました。

 起訴状によると、太陽商会の前身で名証セントレックスに上場していた「NowLoading」は、2013年3月期決算で約9350万円の債務超過に陥っていました。しかし、同年6月に提出された有価証券報告書では、架空の売上を計上するなどして、純資産が約780万円であるかのように偽装されていたとのことです。

 特捜部は、上場廃止となる2期連続の債務超過を避けるために、同社が粉飾決算を行ったとみています。

 太陽商会については、昨年4月に証券取引等監視委員会による強制調査が行われ、今月2日には東京地検に告発されていました。また、警視庁は昨年11月に、仮差し押さえされた関連会社の資産を隠したとして、強制執行妨害容疑などで両容疑者を逮捕。特捜部が同罪などで起訴し、警視庁は今年1月に金融商品取引法違反で再逮捕していました。

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