通信教育の受講者に「講座を終了するには費用が必要」などと電話で偽り現金をだまし取ろうとしたとして、石川県警は29日までに、詐欺未遂の疑いで広島市西区の会社役員、 大下健児 容疑者(56)や同市南区の会社役員、 岩間強 容疑者(47)ら3人を逮捕した。
大下容疑者は容疑を否認、ほかの2人は容疑を認めている。岩間容疑者は、同様の手法で全国の受講者から約1億円をだまし取ったと供述しており、県警が裏付けを進めている。
逮捕容疑は今月6日から24日にかけ、金沢市の団体職員の男性(63)に電話し「以前受講された通信教育を終了していない。やめるなら50万円かかる」などと言ってだまし取ろうとした疑い。
男性が県警に協力し、現金を受け渡し場所の金沢市内のJR駅まで運び、張り込んでいた捜査員が、受け取りに現れた大下容疑者を現行犯逮捕。周辺の捜査でほかの2容疑者を割り出した。
