横浜市の機械メーカーの47歳の男の社員が、以前勤めていた競合関係にある別の会社から営業秘密にあたる機械の設計データを不正に持ち出していたとして、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、横浜市鶴見区にある機械メーカーの社員で、東京・大田区に住む原野努容疑者(47)です。
警察の調べによりますと、原野容疑者はおととしの9月ごろから10月ごろにかけて、当時勤めていた横浜市港北区の「光洋自動機」から、営業秘密にあたる機械の設計データを不正に持ち出していたとして、不正競争防止法違反の疑いがもたれています。
「光洋自動機」は、医薬品や清涼飲料水などの容器にラベルを貼る工場用の機械を製造していますが、 設計を担当していた原野容疑者が競合するメーカーに転職したことを知り、社内のパソコンなどを調べたところ、、設計データが持ち出された形跡があることが分かり、警察に告訴したということです。
捜査関係者によりますと、原野容疑者はこれまでの任意の調べに対し「持ち出したのは営業秘密ではない」などと話していたということですが、警察は9日朝から原野容疑者の自宅や転職先のメーカーの捜索を行うなどして、容疑の裏付けを進めています。
警察は、「光洋自動機」で原野容疑者と同僚だった数人も同じメーカーに転職していることから、同僚やメーカーからも話を聞くなどして関連を調べることにしています。
