南アフリカの銀行の顧客情報をもとに偽造されたカードを持っていたなどとして高知県警察本部に男2人が逮捕された事件で、逮捕された熊本県の男は、全国のコンビニなどのATMから現金18億円余りが引き出された事件が起きた翌日に山口県の男に偽造カードを預けた疑いがあることが警察への取材でわかりました。
この事件は、南アフリカの銀行から流出したと見られる顧客情報をもとに偽造されたカード30枚を隠し持っていたなどとして、山口県と熊本県の男2人が高知県警察本部に逮捕されました。
警察は、このうち、熊本県玉東町の無職、狩野隼人容疑者(22)の身柄を6日、検察庁に送りました。
その後の警察の調べで狩野容疑者は、ことし5月16日に福岡県久留米市で山口県の男に南アフリカの銀行の実在する顧客の情報が入った磁気テープが貼られた白い無地の偽造カードを一時的に預けた疑いがあることがわかりました。
前日の15日には、白い無地の偽造カードが全国のコンビニなどのATMで一斉に使われて、現金18億円余りが不正に引き出された事件が起きています。
これまでの警察の調べに対して、狩野容疑者は、「知らない」と供述し、事件への関与を否認しているということです。
警察は、狩野容疑者が18億円余りが引き出された事件の翌日に山口県の男に偽造カードを預けたいきさつについて関連を調べています。
