茨城県取手市のJR取手駅前でバスに乗っていた中高生らが切り付けられた事件で、けがを負った中高生ら男女5人を受け入れた同市の取手協同病院(新谷周三院長)が17日午後、病院内で会見を開いた。5人は一様に「ショックを受けた様子だった」といい、血まみれの女性や涙を浮かべる生徒もいたという。
病院によると、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された 斎藤勇太 容疑者(27)に刃物で斬りつけられた男子中学生2人と女子高生1人、49歳と59歳との女性が同日午前8時20分から同8時40分にかけて搬送されてきた。
搬送時の状況について、内藤貴臣救急部科長は「いずれも意識ははっきりしていたが、呆然(ぼうぜん)とした様子で、ショックを受けているようだった」と説明。49歳の女性は額を約2センチにわたって切られており、血まみれだったという。
男子中学生(14)は病院側に「バスにオールバックのやくざ風の男が乗ってきて突然小型ナイフで周りの人を切りつけ始めた」と話していた。
5人の治療は終了しており、17日中に帰宅可能。既に病院を離れた被害者もいる。男子中学生2人と女子高校生(16)1人は治療後、迎えに来た保護者らと面会し、安心したのか涙を浮かべる場面もあったという。
