大阪府松原市の住民で組織する大堀財産区が発注した事業を巡り、工費などを水増し請求して同財産区に約2400万円の損害を与えたとして、大阪府警は30日、同財産区管理委員で畳店経営、植松謙友(よしとも)(57)=松原市大堀3=と、施工会社「山野工務店」社員、山野隆司(48)=堺市北区東雲東町1丁=の両容疑者を背任の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は大堀財産区が同社に発注して2015年に実施した総事業費約3500万円の大堀町会倉庫新築工事を巡り、約5900万円に水増しした見積書を財産区管理会に提出。9月に同額を支出させ、差額分の損害を与えたとしている。認否を明らかにしておらず、府警は差額分を着服したとみている。
財産区は自治体の山林、公民館などの財産管理を目的に、地方自治法に基づいて住民らでつくる特別地方公共団体。住民で構成する議会や財産区管理会を置くことができ、管理委員は特別地方公務員。
