4億円詐取容疑 元役員ら逮捕 京都府向日市の印刷会社「佐川印刷」で経理担当の元役員の湯浅敬二容疑者と元社員の宮口孝容疑者

 京都府に本社がある大手印刷会社、「佐川印刷」の元役員が、グループ会社の資金4億円をだまし取ったとして、検察が行方を捜査していた事件で、元役員は、15日、身柄を拘束されていたフィリピンから日本に強制送還され、元社員とともに逮捕されました。
 逮捕されたのは、京都府向日市に本社がある大手印刷会社「佐川印刷」で経理などを担当していた、元役員の湯浅敬二容疑者(63)と、元社員の宮口孝容疑者(63)です。
 京都地方検察庁によりますと、湯浅元役員らは、おととし9月、グループ会社の資金4億円をインターネットバンキングを通じてだまし取ったとして、電子計算機使用詐欺の疑いがもたれています。
 湯浅元役員は、おととしまでのおよそ4年間に、グループ会社の資金およそ80億円を不正に流用した疑いがあることが会社の調査で明らかになっていて、京都地検は、このうち4億円をだまし取った疑いで、去年8月、湯浅元役員の逮捕状を取り、行方を捜査していました。
 湯浅元役員は、先月、フィリピンの現地当局に不法滞在の疑いで身柄を拘束され、15日午後、日本に強制送還されて逮捕されました。
 京都地検は、湯浅元役員らが容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
 京都地検は、流用された資金の使いみちなどについて、解明を進めることにしています。

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