日本陸上競技連盟の20歳未満のコーチを務めていた宮崎市の高校教諭が、顧問を務める陸上部で女子生徒の体を触るなどのセクハラ行為を繰り返していたことがわかり、宮崎県教育委員会はこの教諭を懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職の処分を受けたのは、宮崎市の宮崎工業高校で陸上部の顧問をしていた秋本純男教諭(43)です。
宮崎県教育委員会によりますと、秋本教諭は複数の女子部員に抱きついて体を触るなどのセクハラ行為を行っていたほか、生徒や保護者に対して携帯電話のSNSで「大好きぞ」など不適切なメッセージを送っていたということです。
処分は29日づけで、合わせて、去年生徒の1人が学校側に被害を相談した際、校内での対応にとどめ教育委員会に報告するなど適切な対処を怠ったとして、60歳の校長を戒告の処分にしました。
宮崎工業高校の陸上部は全国レベルの強豪で、秋本教諭は日本陸上競技連盟で20歳未満の投てきのコーチも務めています。
連盟によりますと、教諭はセクハラ問題が一部で報道された去年12月以降コーチの活動を中止していて、今のところ連盟が主催する合宿などでのセクハラ行為は確認されていないということです。
秋本教諭はこの高校の陸上部の顧問を14年にわたって続けていて、県教育委員会の記者会見では「実力者に対し意見を言いにくい空気があったのではないか」という質問も出されました。
これに対し黒木健一教職員課長は「顧問を長く務めていたこととの因果関係は分からないが、今後検証していきたい」と述べました。
