吉本興業が全47都道府県に芸人を住ませる「住みます芸人」の秋田県担当として活動していたお笑いコンビ「ちぇす」の若松弘樹さん(35)が県警に道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発された事件で、秋田簡裁は同罪で罰金30万円の略式命令を出した。命令は5日付。
起訴状などによると、若松さんは1月9日夜から秋田市の繁華街・川反(かわばた)で飲酒。車を運転して帰宅途中の10日午前3時ごろ、同市内でパトカーに停止を求められ、呼気検査で基準値を上回るアルコールが検出された。
若松さんは摘発後から謹慎し、芸能活動を休止している。よしもとクリエイティブ・エージェンシーの松本啓邦東北事務所長は「本人から雪かきなどのボランティアをして償いたいとの申し出があり、様子を見極めて復帰させるかどうか決めたい」と話している。
ちぇすは若松さんと長谷川瞬さん(35)で平成14年に結成。20年にはM-1グランプリの1回戦を突破した。24年から秋田の住みます芸人になっていた。
若松さんは昨年5月、春の交通安全運動の一環として由利本荘署の一日署長を務め、高校生に交通安全を訴えていた。
ちぇすがレギュラー出演する番組を放送している秋田放送は、隔週金曜深夜のテレビ番組を休止。毎週土曜深夜のラジオ番組については長谷川さんだけで続行している。
