生活保護の相談を受けていた高齢者の資産の売却をめぐって、不動産会社の委託社員から賄賂を受け取った罪に問われている埼玉県越谷市の元社会福祉課長が、同じ高齢者から家屋の取り壊し費用などとして現金173万円をだまし取った疑いが強まり、詐欺の疑いで再逮捕されました。
再逮捕されたのは、越谷市の元社会福祉課長、鈴木健翁容疑者(61)です。
鈴木元課長は、平成25年9月、生活保護の相談を受けていた70代の男性が土地や建物を売却する際に仲介をあっせんした見返りとして不動産会社の委託社員から現金10万円を受け取ったとして収賄の罪ですでに起訴されています。
警察のその後の調べで、鈴木元課長は、その1か月後、男性が家屋の取り壊しなどを行う際、正規の料金をおよそ60万円上回る請求書を解体業者に作成させ、現金173万円をだまし取った疑いが強まり、27日、詐欺の疑いで再逮捕されました。
警察は、鈴木元課長の認否について明らかにしていません。
警察は、鈴木元課長が当初から高齢者の資産の一部をだまし取る目的で、生活保護の相談を受けていたとみて、27日、越谷市役所を改めて捜索するなどして、さらに詳しく調べています。
