原発事故によって営業損害を被ったように装ううその書類を提出し、東京電力から賠償金としておよそ4500万円をだまし取ったとして、郡山市の会社役員ら3人が詐欺の疑いで逮捕されました。
このうち2人は郡山市の入浴施設をめぐる賠償金の詐欺事件ですでに逮捕されていて、これで4回目の逮捕になります。
逮捕されたのは、郡山市の会社役員で韓国籍の金孝尚容疑者(62)、住所不定の村田博志容疑者(60)、須賀川市の会社役員の吉田浩二容疑者(64)の3人です。
警察によりますと、3人は平成24年4月、吉田容疑者が経営する須賀川市の建設会社「サンホーム建設」で原発事故の影響で工事の契約などのキャンセルが相次ぎ営業損害を被ったように装ううその書類を東京電力に提出し、賠償金としておよそ4500万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
警察は東京電力からの情報提供を受け会社の捜査を進めていたところ、賠償金をだまし取っていた疑いが強まり、3日、3人を逮捕したということです。
このうち、金容疑者と村田容疑者の2人は金容疑者が経営していた郡山市の入浴施設をめぐる賠償金の詐欺事件ですでに逮捕されていて、これで4回目の逮捕です。
警察は3人が容疑を認めているかについて捜査に支障があるとして明らかにしていません。
警察によりますと「サンホーム建設」では、総額で1億円余りの賠償金を受け取っていたということで、このなかで、ほかにも詐欺にあたる部分がないか捜査を進めるとともに3人の役割分担についても詳しく調べています。
