警察官装い現金など詐欺 暴力団幹部の藤井幸治容疑者を逮捕 1億円近く被害か 警視庁

医療費の還付金名目で高齢男性らから現金をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は3日、電子計算機使用詐欺などの疑いで、指定暴力団山口組系組幹部、藤井幸治容疑者(56)=大阪市淀川区十三本町=ら男7人を逮捕した。

 藤井容疑者の逮捕容疑は、今年2月、携帯電話から無職の70代男性方に「医療費の還付金が受け取れる」などと電話をかけてだまし、現金自動預払機(ATM)を操作させて口座に約149万円を振り込ませたとしている。

 藤井容疑者は同課が今年5月、振り込め詐欺のだましの電話をかける「かけ子」グループの男17人を逮捕した事件で、統括役だったとみられる。

 グループは首都圏を中心に活動。警察官や金融庁職員をかたって高齢女性らに「キャッシュカードが不正に使用されている」などと虚偽の電話をかけ、カードや現金をだまし取っていたとされる。同課はグループの関与が疑われる事件の被害総額は約9540万円に上るとしている。

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