息子を名乗ってかばんを紛失したとうそを言い、現金をだまし取ったとして、県警振り込め詐欺撲滅対策推進本部は12日、詐欺の疑いで、いずれも茅ケ崎市みずき1丁目で無職、三沢義隆(23)、森岡英治(23)、弟の森岡英治(21)の3容疑者を逮捕した。
県警によると、三沢、英治の両容疑者はオレオレ詐欺グループの指示役とみられ、同グループによる被害は約10件、被害総額は約3800万円に上るという。
三沢、英治の両容疑者の逮捕容疑は、他の男らと共謀し、2011年9月中旬ごろ、埼玉県和光市の50代の女性から現金300万円をだまし取った、としている。義晴容疑者の逮捕容疑は、他の男らと共謀し、同月下旬ごろ、横浜市緑区の70代の女性から現金800万円をだまし取った、としている。県警によると、3人は「身に覚えがない」などと供述、容疑を否認している。
県警によると、3人は息子などを装い、「電車に800万円の小切手が入ったかばんを忘れた」などと女性宅に電話していた。
県警は11年11月以降、同グループの現金受け取り役の男ら4人を逮捕。供述などから三沢容疑者ら3人が浮上した。
県警によると、今年1月中の振り込め詐欺の認知件数は47件。このうち、身内を装うオレオレ詐欺は43件で9割を占め、特にかばん紛失名目は29件に上るという。
