およそ100キロの覚醒剤が鹿児島県の徳之島に密輸された事件で、新たに、64歳の男が逮捕され、警察などは、男が中国に長期間、滞在していたことから、中国での密輸組織との交渉役だった疑いがあるとみて調べています。
去年2月、東シナ海の海上で取引された覚醒剤およそ100キロ、末端の密売価格にしておよそ70億円分が、鹿児島県の徳之島に陸揚げされた密輸事件では、これまでに元暴力団幹部など7人が覚醒剤取締法違反などの罪で起訴され、このうち事件を主導したとされる2人が懲役27年と懲役25年の判決を言い渡されて控訴しています。
その後の捜査で、警察や税関などは、住所不定、無職の清瀬一朗容疑者(64)が密輸に関わっていた疑いがあるとして、5日、新たに逮捕しました。
警察は容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
清容疑者は、7年前に台湾から大量の覚醒剤を密輸したとして、ことし6月に警視庁に逮捕されていました。
警察によりますと、長期間、中国に滞在していたということで警察などは、中国での密輸組織との交渉役だった疑いがあるとみて調べています。
