覚醒剤の入手先を知人に教えたなどとして、麻薬特例法違反の罪に問われていた和泊町の元小学校教諭の男に対し、鹿児島地方裁判所は「犯行には違法薬物への依存性が認められ、現役の教員の犯行が社会に与えた影響は大きい」として、懲役10か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
和泊町の元小学校教諭、福田孝一郎被告(35)は、去年12月、知人の男性に覚醒剤の密売人のメールアドレスを教えて入手するのを助けたほか、ことし4月には、覚醒剤およそ1点5グラムを4万5000円で譲り受けていたとして、麻薬特例法違反の罪に問われていました。
3日の判決で、鹿児島地方裁判所の井草健太裁判官は「ストレス発散のために、覚醒剤を使用する中で及んだ犯行の動機に酌量の余地は乏しく、違法薬物に対する依存性が認められるうえ、現役の小学校 教員による犯行が社会に与えた影響は大きく見過ごせない」と指摘しました。
そのうえで「反省の態度を示し、薬物を断つために治療を受ける計画が定められていること、父親が更生への協力を約束している」などとして、懲役10か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
