美祢放火殺人 容疑認める 無職、福田達生被告

 ことし8月、美祢市で、自宅に灯油をまいて全焼させ、介護していた兄を殺害したとして殺人と放火の罪に問われている64歳の弟の裁判員裁判が山口地方裁判所で始まり、弟は「間違いありません」と述べ起訴された内容を認めました。
 美祢市の無職、福田達生被告(64)はことし8月、美祢市で、自宅に灯油をまいて全焼させ、介護していた兄の政美さん(当時79)を殺害したとして殺人と放火の罪に問われています。
 10日、山口地方裁判所で始まった裁判員裁判で、福田被告は「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。
 続いて、検察は冒頭陳述で、「福田被告は病気で寝たきりの兄を1年4か月にわたり自宅で介護していたが、将来への不安から殺害を決意し灯油を購入して自宅に火をつけた」と指摘しました。
 一方、弁護側は、「まじめな性格で兄を最後まで介護するつもりだったが周囲に相談できず、追い込まれた末に事件を起こした」などと主張しました。
 判決は今月14日に言い渡されます。

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