県職員 東予地方局今治支局商工観光室の係長、山本稔容疑者逮捕 盗撮行為で

 今治市にある東予地方局今治支局に勤務する41歳の県職員の男が、7日、市内で路上に止めた車の中から自転車で走っている少女2人をビデオカメラで撮影し、少女らの羞恥心を著しく害したとして、県の迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されました。
 逮捕されたのは、東予地方局今治支局商工観光室の、しまなみサイクリンググループの担当係長、山本稔容疑者(41)です。
 警察の調べによりますと、山本担当係長は、7日午後4時半ごろ、今治市内で路上に止めた車の中から自転車で走っている少女2人をビデオカメラで撮影したということです。
 自転車で走っていた少女らが車の中から撮影をされていることに気づいて警察に通報し、警察は、その場にいた山本担当係長からも事情を聴いて調べたところ、警察は、9日、ビデオカメラの撮影で少女らの羞恥心を著しく害したとして、県の迷惑行為防止条例違反の疑いで山本担当係長を逮捕しました。
 警察の調べに対し山本担当係長は、「去年の夏頃から盗撮をしていた。
 性的な欲求を満たすためにやった」と話しているということです。
 警察は、山本担当係長の職場の東予地方局今治支局や、自宅を捜索するなどして、犯行の詳しい動機や余罪などについて捜査しています。
 これについて中村知事は、9日の記者会見で、「法令を遵守すべき県職員として、あるまじき行為だ。
被害にあわれた方々に申し訳なく、心からおわびします」と述べ、陳謝しました。
 その上で、「職員が生きがいを持って県政を推進することが、不祥事の抑制につながると思う。私生活を管理することには限界があると思うが、管理職には、それでもなおかつアンテナを張り、チームワークをより強いものにしていってもらいたい」と述べました。
 また、9日の会見で中村知事は、10日、県の各部局長に対して副知事から訓示を行って、再発防止を徹底する考えを示しました。
 職員の逮捕を受けて、東予地方局は、9日午後、県庁で記者会見しました。
 それによりますと、逮捕された山本担当係長は、去年4月、東予地方局今治支局に新設された「しまなみサイクリンググループ」に所属し、ことし10月にしまなみ街道を舞台に開催されるサイクリングの国際大会の準備業務に中心となって携わっていたということです。
 現在は、大会に向けて、広島県など関係自治体との調整や、関連資料の作成を行っていて、8日まで通常どおりの勤務をこなし、勤務態度はまじめだったということです。
 東予地方局産業経済部の井上博民部長は、「県民の信頼を著しく失墜する行為で、まことに申し訳なく心からおわびします」と述べ、陳謝しました。
 東予地方局今治支局は、今後、再発防止に向けた具体策を早急に検討するとしています。

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