居酒屋チェーン「とりあえず吾平」をチェーン展開しているゼクー(本社 大阪府)の伊藤雄一社長は先週2日、東京地裁に準自己破産を申請し、同日付で保全管理命令を受けたと発表した。
これに対し反社長派は、取締役会の決議を経ずに破産などの申請をしないよう、伊藤社長の行為差し止め請求の仮処分を同地裁に申し立てた。
東京証券取引所はゼクー株を監理ポストに割り当てているが、破産宣告など東京地裁の決定を待って上場廃止を決める方針という。
伊藤社長は東証での開示文書で「公表していない多額の簿外債務が発生しており実質的には債務超過」と破産申請の理由を説明している。
「財務状態は問題ない」とする反社長派は、伊藤社長を証券取引法違反の疑いで刑事告訴する意向を示しているが、上場後混乱続きでいったいどちらが正しいのかさっぱり分からない。
