無断でコピーした人気漫画などの海賊版を、インターネット上に掲載するサイトをまとめて紹介して利用者を誘導する、いわゆる「リーチサイト」について、新潟や大阪の警察の合同捜査本部が摘発に乗り出し、運営に関わった会社役員など合わせて9人が著作権法違反の疑いで逮捕されました。
警察はリーチサイトをめぐる掲載の実態解明を進める方針です。
人気漫画や雑誌を無断でコピーした海賊版を、インターネット上に違法に掲載するサイトの摘発が相次いでいますが、こうしたサイトをまとめてリンク先として紹介し、利用者を誘導する、いわゆるリー チサイトについても、同様に著作権を侵害しているという指摘が、出版業界などから出ています。
新潟や大阪の警察の合同捜査本部は、このうち「はるか夢の址」というサイトの運営先を、ことし7月に捜索するなど調べを進めてきました。
その結果、警察によりますと、サイトの管理者で大阪・豊中市の会社役員成合太彰容疑者(23)や、新発田市の無職熊谷祥一容疑者(55)ら合わせて9人が、海賊版の違法な掲載などに関わった疑いのあることが分かり、著作権法違反の容疑で逮捕したということです。
出版関係者によりますと、このサイトはすでに閉鎖されていますが、延べ40万点以上の海賊版に誘導する国内最大級のリーチサイトで、著作権の侵害による被害は年間数百億円と推計されるということです。
警察はリーチサイトをめぐる掲載の実態解明を進めることにしています。
