泥酔した教え子の大学女子柔道部員に乱暴したとして、準強姦罪に問われたアテネ、北京両五輪の柔道金メダリスト内柴正人被告(35)の控訴審判決で、東京高裁(金谷暁裁判長)は11日、懲役5年とした一審東京地裁判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。
「合意があった」という内柴被告の供述と「酔って寝ている間に乱暴された」との被害者の証言が食い違い、どちらが信用できるかが争点だった。弁護側は控訴審で「一審判決は極めて安易に事実を認定した」として、一審に続き無罪を主張していた。
2月の一審判決は被害者の証言を全面的に信用し「輝かしい実績を持ちながら、被害者の心を深く傷つけ続けた責任は極めて重い」と述べた。
判決によると、内柴被告は2011年9月、当時コーチを務めていた九州看護福祉大(熊本県玉名市)の女子柔道部の合宿に同行し、東京都八王子市のホテルで、泥酔していた部員に乱暴した。
