奈良県山本病院「専門、関係なく手術を」 診療報酬目的か 、元理事長の山本文夫容疑者を逮捕

 奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(破産手続き中)で肝臓手術を受けた男性患者=当時(51)=が死亡した事件で、元理事長の山本文夫容疑者(52)=業務上過失致死容疑で逮捕=が「専門の診療科に関係なく(手術や検査を)どんどんやれ」と院内の医師に勧めていたことが9日、分かった。

 より多くの症状の患者を検査、手術することで診療科目を増やし、診療報酬を得ようとした可能性があり、県警は病院の経営状態などを詳しく調べている。

 病院関係者によると、山本容疑者は、心臓血管外科が専門ではない勤務医に「心カテ(心臓カテーテル検査や手術)をやってみろ」などと勧めていた。

 別の病院関係者は「院長が言ってくるから、ほとんど強要だと思った」と話した。「ばかなことを言うな」と反発する医師もいたという。

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