職務質問をした警察官に催涙スプレーを噴射して逃走しようとしたとして、大阪府警都島署が公務執行妨害の現行犯で大阪市内に住む自動車販売業、荒川宗明容疑者(32)を逮捕していたことが16日、分かった。大阪市周辺では20〜30歳代の男ら数人グループが催涙スプレーを使った強盗、傷害事件が頻発しており、府警は関連について慎重に調べている。
調べでは、荒川容疑者は9日午前0時半ごろ、大阪市都島区友渕町の駐車場で、職務質問をした都島署員に催涙スプレーを噴射した疑い。
荒川容疑者は車上狙いをしていたとみられ、盗難ナンバーを付けた車に乗っていたという。署員が声をかけると抵抗し、催涙スプレーを噴射。さらに逃走しようとしたが署員が取り押さえた。
大阪市周辺では昨年1月以降、ワゴン車などに乗った2〜4人組が通行車両や通行人に無差別に因縁をつけた上で顔に催涙スプレーを噴射して逃走する傷害事件などが約40件発生。犯人はいずれも20〜30歳代。犯行車両は、盗難車に盗難ナンバーがつけられているのが確認されている。
府警は同一グループがメンバーを入れ替えながら犯行を繰り返し、さらに別グループも独自に犯行を繰り返している可能性があるとみて捜査している。
