原野商法被害者狙って総額2億円詐取、不動産販売会社「地権舎」の元営業部長、田中正春容疑者ら3人逮捕 詐欺などの疑い

値上がりする見込みのない山林などを高値で売りつける「原野商法」の被害者に「測量すれば売れる」と持ちかけ、現金をだまし取ったとして、警視庁大井署は22日、東京都品川区大井の不動産販売会社「地権舎」の元営業部長、田中正春容疑者(62)(大田区西六郷)ら3人を詐欺などの疑いで逮捕した。

 3人は高齢者ら約550人から総額2億円をだまし取ったとみられ、同署で裏付けを進めている。

 調べによると、3人は2005年10月〜06年2月、同商法の被害に遭い、土地の処分に困っていた八王子市内の男性(当時76歳)ら10人に「土地を客に見せた。測量すれば必ず売れる」と勧誘し、測量費として計約1300万円をだまし取った疑い。

 同社社長の男(62)は、事情聴取を受けた後の今月14日、自殺している。原野商法の被害者の2次被害は1990年代にも相次いだことがある。

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