ジャスダックに上場していた工作機械メーカー「プロデュース」(新潟県長岡市、上場廃止)の粉飾決算事件で、さいたま地検特別刑事部は9日、証券取引法(現・金融商品取引法)違反の疑いで、同社の会計監査をした公認会計士、石井清隆容疑者(40)=東京都杉並区=を新たに逮捕した。
また、同法違反などの疑いで、同社前社長、佐藤英児(40)と同社元専務、井上義則(40)の両被告=同罪で起訴=を再逮捕した。
地検の調べでは、石井容疑者は佐藤容疑者らと共謀し、平成17年11月に同社が上場する際、実際の売り上げが約14億8000万円で約6800万円の赤字だったのに、架空売り上げを計上するなどし、売り上げを約31億1000万円、利益を約1億9100万円とした虚偽の有価証券届出書を、関東財務局に提出した疑いが持たれている。
また、佐藤容疑者らは同様の手口で、18年9月と19年9月、粉飾決算した有価証券報告書を提出した疑いが持たれている。
地検によると、粉飾決算は佐藤容疑者が主導。佐藤容疑者らは「粉飾決算の方法は、石井容疑者が提案した」などと供述しているという。
石井容疑者は同社の17年度と18年度の会計監査も担当したという。
