「スーパー玉出」の創業者の男が、大阪・西成区の歓楽街の料理店で売春が行われていることを知りながら、店舗を貸し出し、家賃を受け取ったとして逮捕されました。
この料理店は暴力団幹部が実質的に経営していて、警察が関連を調べています。
逮捕されたのは激安スーパーとして知られる「スーパー玉出」の創業者で不動産会社社長の前田託次容疑者(74)です。
警察によりますと、前田社長はことし3月から5月にかけて大阪・西成区の飛田新地にある料理店で、売春が行われていることを知りながら店舗を貸し出し、家賃合わせて135万円を受け取っていたとして、組織犯罪処罰法違反の疑いが持たれています。
警察は前田社長の認否を明らかにしていません。
この料理店を巡っては、ことし5月、店を実質的に経営する指定暴力団山口組系の暴力団幹部らが逮捕・起訴されていて、警察のその後の調べで、店舗の土地や建物を前田社長や親族の会社が所有していたことが分かったということです。
家賃は、別の不動産会社を経由して、入金させていたということで、警察は平成26年からの4年間にあわせて2千万円余りを入金させていたとみていきさつを調べています。
【前田容疑者とは】
前田託次容疑者(74)は昭和53年、大阪で食品スーパー「スーパー玉出」を創業しました。
スーパー玉出は安売りと派手な看板のほか、食料品や日用品などを1円で売る「1円セール」で知られ、大阪を中心に店舗を増やしました。
ことし7月に別の会社にスーパー事業を売却しましたが、大阪府内を中心に40店舗余りを展開し、年間およそ450億円を売り上げていたということです。
