<傷害>硫酸かけた男女、大原千浪容疑者、四十物谷久志容疑者ら2人逮捕 闇サイトで依頼 福岡

福岡市の路上で8月、男性会社員(44)が硫酸をかけられ重傷を負った事件で、福岡・東署は13日、福岡県中間市桜台、女性会社員、大原千浪(ちなみ)(36)と住居不定、無職、四十物谷(あいものや)久志(50)の両容疑者を傷害容疑で逮捕した。2人はインターネットのサイトを通じて知り合い、大原容疑者が四十物谷容疑者に犯行を依頼、面識はなかったという。大原容疑者と被害者は知り合いで、何らかのトラブルがあったとみられる。同署は、四十物谷容疑者にサイトで請け負った余罪がないか追及する。

 調べでは、両容疑者は共謀し8月9日午後10時15分ごろ、四十物谷容疑者が、福岡市東区松崎の歩道を徒歩で帰宅中の同区の会社員に硫酸を浴びせ、顔や左目などに1年以上の経過観察を要する熱傷を負わせた疑い。

 両容疑者は、ネット上の「復讐(ふくしゅう)サイト」を通じて知り合った。四十物谷容疑者がサイトに「復讐手伝います」と書き込み、大原容疑者が依頼。2人はその後、メールや電話で連絡を取り合って計画を立てたが、顔を合わせたことは一度もなかったという。

 逮捕時、四十物谷容疑者は千葉県船橋市内のコンテナで暮らしており、福岡市の地図を持っていた。

 大原容疑者は事件前後、四十物谷容疑者の口座に報酬として数十万円を振り込んでいたという。大原容疑者は「サイトを通じて依頼した」、四十物谷容疑者も「硫酸をかけた」と話し、いずれも容疑を認めている。

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