<システム金融>グループを運営する林裕次郎容疑者ら35人逮捕 1万4千人から利息27億円

複数のヤミ金融業者がグループを作り、情報を共有する顧客に高金利で貸し付けを繰り返す「システム金融」を行っていたとして、警視庁生活経済課は5日、グループ傘下の9店舗を摘発、グループを運営する林裕次郎容疑者(30)=西東京市谷戸町=ら35人を出資法違反(高金利)容疑で逮捕したと発表した。グループは01〜07年に延べ43店舗を運営し、約1万4000人の顧客から利息約27億円を受け取っていたとみられる。
 調べでは、林容疑者らは05年11月〜今年5月、顧客18人に総額562万円を貸し付け、出資法の上限利息(1日当たり0.08%)の36万2613円を上回る利息753万1855円を受け取った疑い。
 グループは台東区内など都内3カ所に本部を置き、多重債務者リストを利用した顧客名簿や貸し付けデータなどを管理。一度、借金の返済が終わった顧客に、系列の別店舗が電話で「また借りませんか」と勧誘していた。貸し付け書類や利息として受け取った現金は、従業員がオートバイで本部へ集めていたという。

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