豚肉輸入をめぐる脱税事件で、輸入販売業者2人が輸入価格を水増して申告し関税約136億円を免れたとして、東京地検特捜部は25日、関税法違反容疑で、東京都港区の柴田謙司被告(61)と、横浜市旭区の堂谷邦宏被告(69)=ともに所得税法違反罪で起訴=を逮捕した。
関係者によると、国内で立件された脱税事件では、過去最高額とみられる。
調べによると、2人は共同で北米などから冷凍豚肉を輸入しており、輸入価格が高いほど関税が低くなる差額関税制度を悪用。平成22年、計2700回にわたり水増しした価格を税関に申告し、関税約136億3200万円を免れた疑いが持たれている。
2人は今年3月、それぞれ22年までの4年間に所得税約4億7千万円を免れたとして、特捜部に逮捕、起訴されていた。
