旧川崎製鉄(JFEスチール)の工場解体工事話を持ちかけ、解体業者から1700万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は10日、詐欺の疑いで神奈川県茅ケ崎市の不動産業、大森幹雄(69)▽東京都台東区の無職、酒井明(74)▽横浜市保土ケ谷区の生ゴミ処理機輸入販売業、田村友(ゆう)(60)の3容疑者を逮捕した。
同課によると、いずれも容疑を否認している。ほかにも3人が平成14年に計4社から4000万円をだまし取ったとみて捜査している。
同課の調べによると、3人は14年5月、千葉市にある川崎製鉄の工場の解体工事をめぐり、川崎市の解体業者社長に川崎製鉄の子会社を紹介するように装い、「1区画やれば10億円になる。工事参入の決定権者を抑えているから大丈夫だ」「子会社の社長は高校の同級生。1500万円を渡して他業者を追い出してしまおう」などと持ちかけ、計2回、1700万円をだまし取った疑いが持たれている。
