「クーリング・オフ」に関する説明を行わず、広告掲載契約を結んだとして県警生活環境課などは12日、岡山市東畦、広告代理業「ピア・ライフ」の元従業員、石伊豊美(61)、同市立田、同社元パート、熊沢礼子(59)の両容疑者を特定商取引法違反容疑(重要事項の不告知、書面不交付)で逮捕した。ともに容疑を認めているという。
調べでは、両容疑者は同社在勤中の4月3日〜5月17日にかけて、興譲館高(井原市)の卒業生(75)ら10人に「創立155周年記念行事の広告を出す」「女子陸上部などの応援をする」などとスポーツ紙への広告掲載を電話で勧誘。口頭で同契約を結ぶ際、クーリング・オフ制度があることを告げず、さらに契約書も作成しなかった疑い。
広告は実際に掲載されたが同校には無断だったという。「覚えがない広告料を請求された」などの相談があり、発覚した。同校以外の高校でも、高齢者を中心に広告掲載料として約500人から約760万円を集めているといい、同課などで調べを進めている。
