施川崎市幸区の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で転落2人目 殺害容疑再逮捕 元職員、今井隼人容疑者

 おととし、川崎市幸区の有料老人ホームで入所者3人が相次いで転落して死亡した事件で、警察は元職員の23歳の男が、87歳の男性に続いて86歳の女性についてもベランダから落とした疑いが強まったとして、殺人の疑いで再逮捕しました。
 調べに対し元職員の男は「今の段階では黙秘します」と話しているということです。

 おととし、川崎市幸区の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で、86歳から96歳の入所者3人がベランダから相次いで転落して死亡し、当時職員だった今井隼人容疑者(23)が最初に死亡した87歳の男性を投げ落としたとして、2月、殺人の疑いで逮捕されました。
 警察は今井容疑者が最初の事件のおよそ1か月後に死亡した仲川智惠子さん(86)についても、4階のベランダから落とした疑いが強まったとして、殺人の疑いで再逮捕しました。
 調べに対し「今の段階では黙秘します」と話しているということです。
 これまでの調べで、今井容疑者は、3人の殺害を認めているということで、捜査関係者によりますと、3人について「徘徊や入浴の拒否などで介護に手がかかり、介護の仕事が面倒になった」などと説明していたということです。
 仲川さんは、87歳の男性が死亡したあとに同じ部屋に入っていて、警察は動機などをさらに詳しく調べています。
 また、横浜地方検察庁は87歳の男性を投げ落としたとして、今井容疑者を殺人の罪で4日起訴しました。

 川崎市の施設を運営する岡山市の介護関連会社「メッセージ」の佐藤俊雄社長は「決してあってはならないことであり、とても重く受け止めております。改めて亡くなられた入居者さまのご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様には心よりお悔やみ申し上げます」というコメントを出しました。

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