「宝くじの当選番号を教える」とうその電話をかけて現金をだまし取る詐欺グループのメンバーとして、警視庁が顔写真などを公開し、行方を捜査していた32歳の男が5日、神奈川県内で拘束され逮捕されました。
男は「写真が公開されて仕事に就けなくなり、逃げ切れないと思い、出頭しようと思っていた」と供述しているということです。
逮捕されたのは、住所不定・無職の塚本英之容疑者(32)で、警視庁によりますと、去年、神奈川県の70代の女性に「宝くじのロト6の当選番号を教える」とうその電話をかけ、情報提供料の名目で450万円をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。
警視庁は、全国の100人から2億円以上をだまし取った詐欺グループの電話のかけ役として、塚本容疑者を含む男4人の顔写真や、グループのアジトだった都内のビルの防犯カメラに写った映像を先月公開して行方を捜査していました。
塚本容疑者は、5日午前、横浜市内のコインランドリーで寝込んでいたところを、「不審者がいる」という通報でかけつけた警察官に身柄を確保されました。
逮捕時、現金は10円しか持っておらず、調べに対し、「写真が公開されていることはインターネットを見て知っていた。仕事にも就けなくなり、漫画喫茶を転々として身を隠していたが、逃げ切れないと思い、残った10円で警察に電話し出頭しようと思っていた」と供述し、容疑を認めているということです。
警視庁は同じグループの▼北川晴之容疑者(29)、▼杉山拓哉容疑者(29)、▼島原勝利容疑者(31)の3人についてもホームページなどで顔写真を公開し、情報提供を呼びかけています。
提供先は、滝野川警察署の捜査本部03-3940-0110です。
