長男やヤミ金業者を名乗り、広島県内の男性から現金145万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は、詐欺の疑いで住所不定、無職の津末慎容疑者(25)を逮捕した。容疑を否認している。津末容疑者は振り込め詐欺グループの主犯格とみられ、同課は平成18~20年、オレオレ詐欺6件で計1300万円をだまし取ったとみて裏付けを進めている。
調べでは、津末容疑者は数人と共謀。20年2月下旬~3月上旬、広島県福山市の男性会社員(57)方に「ヤミ金で金を借りた」などと長男を装って電話をかけた後、ヤミ金業者になりすまして、「息子さんに金を貸した。利息を含めて払ってほしい」などと言い、預金口座に現金145万円を振り込ませてだまし取った疑い。
同課によると、津末容疑者は広島県出身で、男性の長男とは県立高校の同級生だった。同じ高校出身で、昨年10月に逮捕された振り込め詐欺グループの主犯格の男(26)=懲役3年6月=から「長男が借金をつくって平成17年ごろから家出している」と聞き、犯行を計画したという。
