栗東市の運送会社で、退職の意思を示していた従業員の男性を脅すなどして、50日あまりの間無理やり働かせたとして、暴力団の幹部の男が労働基準法違反の疑いで逮捕されました。
男は「知らない」と供述し容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、栗東市に住む山口組系暴力団の幹部、後藤敏幸容疑者(45)です。
警察の調べによりますと、後藤容疑者は栗東市にある運送会社の社長の親族で、この会社の実質的な経営者となっていて、去年6月、自宅で42歳の男性従業員が退職したいと申し出たところ、頭を殴ったり「300万円を支払え」などと脅したりして男性をあわせて54日間無理やり働かせたとして、労働基準法違反の疑いが持たれています。
男性にけがはなく、親族が警察に相談して発覚したということで、警察はその後の捜査で容疑が固まったとして11日、後藤容疑者を逮捕したということです。
調べに対し、後藤容疑者は「知らない」と供述し、容疑を否認しているということです。
警察は暴行や恐喝の疑いもあるとみてさらに調べを進めています。
