「京野菜」として知られる九条ねぎをカットした商品に京都産ではない別の品種のねぎを刻んで混ぜ、産地を偽って販売したとして、京都市の野菜卸売り会社の社長ら3人が不正競争防止法違反の疑いで警察に逮捕されました。3人はいずれも容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、京都市南区の野菜の卸売り会社「きむらてつ」の社長、木村哲雄容疑者(61)と妻で役員の和江容疑者(59)、それに社外取締役の井上邦夫容疑者(54)の3人です。
警察によりますと、木村容疑者らは去年12月、京都産の九条ねぎをカットしたものに京都産ではない別の品種のねぎを刻んで混ぜた商品およそ3000点に京都産の九条ねぎであることを示すシールを貼り、産地を偽って販売したとして不正競争防止法違反の疑いがもたれています。
警察が商品を鑑定したところ、別の品種のねぎが検出されたことから、偽装の疑いが強まったということです。
警察の調べに対し3人は、「産地偽装は一切していません」などといずれも容疑を否認しているということです。
この会社では、中国産の別の品種のねぎを仕入れた記録があることから、警察はこうしたねぎを混ぜて商品を水増しすることで不当な利益を上げていたとみて詳しく調べています。
