大量の産業廃棄物を借りていた土地に違法に埋めたとして、中泊町の町議会議員が廃棄物処理法違反の罪に問われている裁判で、青森地方裁判所五所川原支部は、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
中泊町の町議会議員、山田光春被告(70)はおととし5月ごろ、自身が経営する建築会社の工事で出た産業廃棄物、6.5トンあまりを板柳町掛落林にある5200平方メートルの借地に無許可で埋めたとして廃棄物処理法違反の罪に問われています。
13日、青森地方裁判所五所川原支部で開かれた裁判で、舘洋一郎裁判官は、「廃材の量は大量で、処分費用を浮かせようという利欲的な犯行動機にくむべき点は無い」と指摘しました。
その上で、「投棄された廃材は、会社が費用を負担して適切に処理された」などとして、山田議員に懲役2年、執行猶予4年、罰金50万円を山田議員が経営する建築会社に対し、罰金400万円を言い渡しました。
判決について、中泊町議会の兵庫桂蔵議長は、「ほかの議員の意見を聞きながら、今後、議会として、辞職勧告決議案を提出することも検討していく」と話しています。
