通信カラオケ演奏機器を、メーカーと契約しなくても使い続けられるように不正に改造し販売した疑いで岡山市のカラオケボックスの経営者が逮捕されました。
経営者はカラオケボックスを始めた人物として知られ調べに対して「違法とは思っていなかった」などと容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは岡山市中区江並でカラオケボックスなどを経営する会社の社長、佐藤洋一容疑者(73)です。
警察によりますと佐藤社長はカラオケ機器の大手メーカーの通信カラオケ演奏機器の中古品をネットオークションで購入し、本来ならメーカーと通信契約をしなければ使えなくなる機器を使い続けられるように不正に改造した上で、去年7月から10月までの間に東京都の男性ら2人に販売したとして商標法違反などの疑いがもたれています。
警察は9月佐藤社長の自宅などを捜索し、不正に改造したカラオケ演奏機器とハードディスクそれぞれおよそ200台を押収しました。
佐藤社長はトラックのコンテナを改装し日本で初めてカラオケボックスを始めた人物とされ、去年、公益社団法人の発明協会が戦後の技術革新をまとめた「戦後日本のイノベーション100選」にも紹介されています。
調べに対して「事実についてはおおよそ間違いないが私は創始者として誇りを持っておりお年寄りを喜ばせようと改造・販売したもので違法とは思っていなかった」と話しているということです。
警察は改造された通信カラオケ演奏機器が平成22年ごろから700人ほどに販売されたとみて捜査を進めています。
