「一蘭」本社や社長の吉冨学容疑者ら書類送検へ

 福岡市に本社がある人気ラーメン店「一蘭」の大阪市内の店舗で、外国人留学生を違法に長時間働かせていたとして、警察は6日、法人としての「一蘭」のほか社長や労務責任者らを出入国管理法違反の疑いで書類送検する方針です。

 警察は去年11月、大阪・中央区道頓堀にあるラーメン店「一蘭」の店舗で就労資格がないまま働いていたベトナム人を逮捕し、関係先として店舗を捜索するなどして捜査を進めてきました。
 その結果、去年秋ごろ、道頓堀の2つの店舗で、ベトナムや中国からのいずれも留学生10人を外国人留学生に認められた週28時間の上限を超えて勤務させていたことがわかったということです。
 警察は、出入国管理法違反の不法就労助長の疑いで▽これまでに2つの店の店長を書類送検したほか、こうした実態を本社が把握していたにも関わらず十分な対応を取っていなかったとして新たに6日、▽福岡市にある「一蘭」本社や▽吉冨学社長(53)▽本社の労務責任者らを書類送検する方針です。
 捜査関係者によりますと、いずれも容疑を認めているということです。
 摘発された2つの店舗は、外国人旅行者などが多く訪れる24時間営業の店で、店長は、「サービスを維持するために多くの人手が必要だった」と供述しているということです。

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