出るわ出るわの余罪の嵐。準強制わいせつ容疑などで逮捕・起訴されたハレンチ中年男をめぐる事件が想定外の展開となっている。この男、女性約100人にわいせつ行為をはたらき、ビデオで撮影、インターネットのアダルトサイトに売り渡していたというのだ。
睡眠時の血圧を調査するアルバイトと称し、眠らせた女性にわいせつな行為をしたとして、千葉県警捜査1課などは2日、準強制わいせつの疑いで住居不定、無職、野口英行被告(54)=同罪や準強姦罪などで起訴=を追送致し、39人に対する犯行を裏付けて捜査を終結した。
追送致容疑は2013年9~10月、同県船橋市の当時の自宅で、県内の10代の女性3人を眠らせてわいせつな行為をしたとしている。
同課によると、野口容疑者は12年初旬から13年11月ごろまでの間、千葉県内や東京都内のビジネスホテル、栃木、静岡両県の温泉宿などで「飲酒後の睡眠時の血圧変動をモニターしたい」と称して集めた女性に睡眠導入剤が入った酒を飲ませて眠らせ、わいせつな行為を動画撮影。ネットのサイト運営会社などに販売し、1000万円以上を荒稼ぎしていた。被害者は10~40代の女性約100人にのぼるという。
野口容疑者は1回5000円でアルバイトを募集。女性らには「途中で起きると正確にモニターできない」とも説明していた。13年9月にネット上に動画があることを知人に指摘された千葉県内の20代の被害女性が、県警松戸署に相談して発覚した。
同課の調べに、野口容疑者は「遊興費が欲しかった。アダルトサイトを見ていて思いついた」と供述しているという。
単なるモニターと信じて被害に遭ってしまった女性の心痛は察するにあまりある。
