母親に虐待を加え骨折させたとして、奈良県警捜査1課は4日、傷害の疑いで、医師古河辰之容疑者(56=奈良市学園中)を逮捕した。
捜査1課によると、母親は2012年12月に79歳で死亡。古河容疑者が日常的に母親への虐待を繰り返していた疑いもあるとみて、傷害致死罪での立件も視野に捜査を進めている。
古河容疑者は「けがを負わせていない」と容疑を否認している。
捜査1課によると、古河容疑者は当時、母親と2人暮らし。県警や奈良市には08年5月以降、虐待の疑いがあるとする相談が19件寄せられ、市が高齢者虐待防止法に基づき、母親を一時的に保護したこともあった。
逮捕容疑は12年8月、当時住んでいた奈良市の自宅で、母親の右腕をほうきなどで殴り、骨を折るけがをさせた疑い。
