関西の生コンクリート業界の労働組合の幹部らが、大阪市内の路上で運送会社がセメントを出荷するのを妨害したとして、威力業務妨害などの疑いで逮捕されました。
幹部らは運送会社に対し、組合の関連団体に加入するよう迫っていたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは、大阪・西区にある「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」、副執行副委員長の七牟禮時夫容疑者(52)や、執行委員の大原明容疑者(51)らあわせて16人です。
警察によりますと、七牟禮副委員長らは去年12月、大阪・港区の路上で、ミキサー車の前に立ちふさがったり大声で叫んだりして、運送会社がセメントを出荷するのを妨害したなどとして、威力業務妨害や強要未遂の疑いが持たれています。
関係者によりますと、当時、関西の数十か所でも同じような妨害行為が行われ、警察が組合の本部を2回にわたって捜索するなどした結果、七牟禮副委員長らが運送会社に対し、組合に関連する団体に加入するよう迫ったものの、拒否されていたことが分かったということです。
警察が詳しいいきさつを調べています。
この労働組合をめぐっては、執行委員長の武建一容疑者(76)が商社の男性に労働組合に加盟する業者と契約を結ぶよう迫ったとして、先月、恐喝未遂の疑いで滋賀県警に逮捕されていました。
