東京大学と岡山大学から2100万円あまりの研究費をだまし取った 秋山昌範被告

 東京大学の元教授が架空の業務を発注し、2100万円あまりの研究費をだまし取ったとされる事件の初公判が東京地方裁判所で開かれ、元教授は全面的に無罪を主張しました。

 東京大学政策ビジョン研究センターの教授だった秋山昌範被告(57)は、平成22年から翌年にかけて医療分野のIT化の研究に関する業務などを知り合いの業者に発注したように装い、東京大学と岡山大学から2100万円あまりの研究費をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われています。
 17日東京地方裁判所で開かれた初公判で、秋山元教授は「私は無罪です」と述べ、弁護士が「知り合いの業者は実際に請け負った業務を秋山元教授が実質的に経営する会社と共同で行っており、詐欺にはあたらない」などと主張しました。
 これに対し検察は「秋山元教授は実質的に経営していた会社の運転資金などにあてるため、知り合いの業者が実際に業務を行ったように装った報告書や、うその請求書を大学に提出するなどしていた」と主張しました。
 秋山元教授は、3月6日付けで東京大学を懲戒解雇されていています。

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