3年前、長崎市のマンションの1室に火を付けて保険金をだまし取ったなどとして、詐欺などの罪に問われている男に対し、長崎地方裁判所は「犯行は極めて巧妙で、計画性が高く悪質だ」として懲役7年6か月を言い渡しました。
住所不定、無職の上村タカシ被告(66)は内縁の妻と共謀して、平成26年9月、長崎市のマンションの1室に火を付け保険会社から1100万円余りをだまし取ったほか、平成24年から25年の間に、那覇市の金融公庫などからおよそ3300万円をだまし取った詐欺などの罪に問われています。
裁判で上村被告は那覇市での詐欺については認めた一方、長崎市の放火や詐欺については、「放火ではなく失火で、詐欺にあたらない」などと否認していました。
16日の判決で長崎地方裁判所の宮本聡裁判長は、「警察や消防、保険会社などに出火原因を説明する前にうその内容を周到に打ち合わせるなど計画性が高く悪質だ。
犯行は極めて巧妙で反省の態度も認められない」などとして、懲役7年6か月を言い渡しました。
上村被告の弁護士によりますと、上村被告は判決を不服として控訴する方針だということです。
