北朝鮮に不正輸出図る=ミサイル運搬可能な大型車-会社社長の盛田忠雄こと鄭麟采容疑者を逮捕・兵庫県警

 ミサイルなど大量破壊兵器の運搬が可能な大型タンクローリーを不正に北朝鮮に輸出しようとしたとして、兵庫県警外事課などは19日、外国為替及び外国貿易法違反(無許可輸出)容疑で、京都府舞鶴市の中古車輸出入会社社長、盛田忠雄こと鄭麟采容疑者(50)を逮捕した。調べに対し「納得いかない」と否認しているという。

 逮捕容疑では、鄭容疑者は昨年1月28日、輸出が規制されている大型中古タンクローリー2台を、無許可で北朝鮮に輸出しようとした疑い。

 同課への取材によると、鄭容疑者は2007年12月、中国・大連向けにタンクローリー輸出を神戸税関に申告。この際、大量破壊兵器の開発などに用いられる恐れがあるとして、経済産業相の輸出許可が必要な「キャッチオール規制」の対象になるため、許可申請するよう通知を受けた。

 このため、許可が不要な韓国を経由する形で神戸港から出港させたが、2台とも韓国に留められ、北朝鮮には渡らなかった。 

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