新潟市内の60代の女性に、犯罪に関わったかのように電話で言いがかりをつけたうえ、弁護士費用などとして合わせて3000万円余りをだまし取ったとして、警察は14日、31歳の男を詐欺の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、住居不定の防水工、原順一容疑者(31)です。
警察の調べによりますと、去年11月、新潟市西区の60代の女性の自宅に架空の介護施設の職員を名乗る男から電話があり、「あなたが当選した介護施設の優待券を震災の被災者に譲って欲しい」と頼んできたということです。
女性が善意で承諾すると、直後に再び男から電話があり、「優待券を他人に譲るのは名義貸しという犯罪で、裁判になる」と脅されたうえ、弁護士費用を要求されたということです。
その後、原容疑者が、去年12月からことし1月にかけて施設の職員を名乗って女性の自宅近くを訪れ、4回に渡って合わせて3000万円余りを受け取ったということです。
被害者の女性が同居する娘に相談して事件が発覚し、青森県で別の詐欺事件で逮捕されていた原容疑者が事件に関わった疑いが強まり、14日、詐欺の疑いで逮捕したということです。
調べに対し、原容疑者は黙秘をしているということです。
警察では、金を要求する電話があったら、必ず家族や警察に相談するよう呼びかけています。
